アサシンクリードという最悪のクソ映画を観てきました
映画「アサシンクリード」を鑑賞してきました。
先日感想を書いたゴーストリコンなどを手掛けるUBIsoftのゲーム「アサシンクリード」を原案とした映画です。
つまりゲームの実写映画化。
うーん、見えてる地雷。
主演はマイケル・ファスベンダー。
どっちかというと悪役顔。
いや、アサシンはダークヒーローみたいなもんだからいいのか?
アニムスがダサい
主人公のカラム君はアニムスという装置によって過去の記憶(前世とか遺伝子的な)を追体験できる。
ゲームでは(1,2と海賊のやつしかやったことないけど)近未来的なデザインの背中が痛くなりそうなベッドがアニムスだった。ゲームの主人公はこのベッドに寝そべり、夢に落ちるように遺伝子に眠る記憶を追体験していく。
一方映画のアニムスは腰バンドを装着しロボットアームで空中に釣り上げられ、脊椎か何かにはマトリクスのように神経接続を行う。500年前のスペインにいるアサシンの記憶を追体験するのだが、アサシンが空中を飛んだり、敵を吹っ飛ばすと現実にいるカラム君も空中に飛び上がり(アームに釣り上げられるだけ)、掌底を繰り出す(素振り)。
見ていて滑稽である。
アクションシーンが見にくい
意味のないカットが多すぎる。そしてカットの移り変わりが早い。
主人公が走っているシーン→敵が追いかけてくるシーン→主人公が走っているシーン(足だけ)→敵が増えてくるシーン→通行人が驚いているシーン→主人公が登っているシーン→敵がボウガンを構えているシーン(主観視点)→主人公が飛び降りるか迷うシーン→敵が撃つシーン→はずれるシーン……
これを各カット1秒前後で移り変わっていくため脳みそがついていかない。主人公たちがどこにいるのか、なにをやっているのかわからなくなる。さ
らに主人公(アサシン)がパンチを繰り出すと主人公(現実)もパンチを繰り出すカットが入る。これがまたテンポが悪くなっている。それに見づらい。最初の2,3回だけで「同期してるわ」で終わっとけボケ。
かっこいいアサシンのアクションシーンだけ見せろや。
結局何がしたかったのか
結局なにがしたかったのか意味不明。
アクションゲームの実写化であることから単純にアクションシーンを見どころにすればよいのでは?
他悪かったところ(ネタバレあり)
- 父親に母親を殺させた意味。ただ単に幼少期の印象的なシーン作りにしか思えない。やらざるを得なかったとか言ってるし。父親の最後も雑。雑魚に刺されて死んでる。
- ヒロイン(?)の博士の立ち位置。甘い人間にしかみえない。主人公も甘くされたから見逃す。はぁ…。最後もなぜか跡を継ごうとしてるし。一番魅力のない、信念のない人物。
- 仲間のアサシン。いらない。役に立たない。人数のごり押し。アサシン一揆。毒殺黒人のフラグの立て方のカメラ割が露骨すぎて萎える。
- ゲームの目玉であるイーグルダイヴ(高所からの落下)。落下途中で現実にもどすな。萎える。
- ブォンって敵吹っ飛ばすたびに鳴らすな。
- やたらカメラに映りたがるタカ。
- 違和感のあるCG。
- 時間返せ。
- クソ。
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